Q&A

自転車についてのよくある質問にお答えします

自転車の購入について

「BAAマーク」って何?
安全で環境にやさしい自転車の目印

自転車安全基準に適合した環境にやさしい部材を使った自転車に貼られるマーク。フレームの見やすい場所についています。

BAAマーク

「SBAAマーク」って何?
安全と高品質を証明するマーク

一般社団法人 自転車協会が定めた「スポーツ用自転車安全基準」に基づく型式検査に適合したスポーツ用自転車(タウンスポーツ車・MTB・レーシング車)に貼付されるマークのこと。このマークが貼られたスポーツ用自転車は、安全で高品質であることを目標につくられています。

BAAマーク

自転車の防犯対策「一発二錠」ってどういうこと?
1回で2箇所をロックできること

一発二錠は、後輪錠をかける操作で、ハンドルの回転も同時にロックする機能のことです。同時に二箇所をロックできることから、防犯性が高いといわれています。

どうやって自転車を選べばいいの?
自転車の使用目的を思い浮かべて

街乗り、通学、スポーツ向けなど、自転車をどのように活用したいかを考えてみて。そうすれば、デザインや性能など、目的に合った自転車が見つかるはず。もちろん、最初は店員さんに相談してみるのも、いい1台に出合えるポイント!

身体に合ったサイズのものをチョイスして

自転車には、適正身長範囲(片足はペダルに乗せ、もう片足が地面につく)や乗車可能最低身長(両足のつま先が地面につく)などが設けられています。しかし、表示上では適正範囲だとしても、実際に店舗で試乗してみるのがおすすめですよ。

自転車の運転に自信がなく、怪我など不安です。また、自転車は盗難も多いと聞くし…。
アクセサリーやウェアを準備しよう

転倒してときに備え、乗車中はヘルメットを着用すること。また、自転車によってはライトがついていないものもあります。“夜道で乗らないから…”と思っていても、思いがけず暗い道を走行する場面に遭遇するかもしれません。別売りのライトを自転車に装着することをおすすめします。さらに、盗難防止の鍵も販売しているので、さまざまな“万が一”に備え、あらかじめ準備をしておくことが、快適な自転車ライフにとって重要となります。

自転車の使い方について

なんだかペダルが重くなったような…?
空気圧や車輪の回転・変速段数の確認を
  • タイヤの空気が減っていると、ペダルが重く感じることがあります。これは、走行抵抗が大きくなることが原因。各自転車の取扱説明者に従って、適正な空気圧に調整しましょう。
  • 車輪がスムーズに回らないと、ペダルが重く感じることがあります。自転車を持ち上げた状態で車輪を回転させ、スムーズに回らないときは部品の不具合も考えられます。
  • 変速機がある自転車の場合、ペダルが重い設定になっている可能性があります。その場合は、シフトチェンジで自分に合った変速へ変更してみましょう。
ソーラーテールランプが点滅しなくなりました。
充電切れや充電池の寿命の可能性も

長時間暗いところに自転車を放置していると、充電ができずに自動点滅しないことがあります。太陽光をソーラーテールランプへ当ててみましょう。十分に光を当てた後でも自動点滅しない場合は、充電池の寿命ですので、充電池を交換しましょう。
※点滅しなくても、反射器材としての機能は有します。

外装変速と内装変速の違いって?
付いている位置やタイプが異なります

外装変速は、変速ギヤが露出している変速機を搭載しているもの。ギヤの組み合わせによっては、内装変速機より幅広い変速が可能で、さまざまな地形に細かく対応することができます。ペダリングをしながら変速をする必要があります。また、内装変速とは、変速ギヤが後輪の車軸に内蔵された変速機を搭載しているもののこと。日本のシティ車の変速機は、ほとんどがこのタイプ。変速時にチェーンが外れることがなく、止まった上体でもギヤが切り替えられるのが特長です。

補助輪を後から取り付けることは可能?
一定の条件を満たしている自転車なら可能です

変速機を搭載していない幼児用・子供用自転車であれば、後付けできる補助輪の取り扱いがあります。店舗で確認してみましょう。

電動アシスト自転車って?
さまざまなシーンで運転を手助けしてくれる自転車のこと

電動アシスト自転車とは、ペダルを踏む力に電気で補助的な力を加えて走行を助けてくれるパワーアシストシステムを搭載した自転車。漕ぎ出しの時や坂道などの勾配、向かい風でも樂に運転することができます。ただし、通常の自転車よりも楽に走る分、加速に注意してくださいね。

制度や規定など

自転車盗難補償制度とは?
自転車が盗難に遭った時に受けられる補償制度

自転車購入時、万が一の盗難に備えて入ることができるので、入っておくと安心。購入店舗によって補償の内容は異なりますので、加入時に店舗でご確認ください。

防犯登録の申請をしたいのですが、どうすればいい?
販売店に相談してみて

自転車購入の際、お買い上げ販売店で申請・登録をしてください。登録料が必要になります。※盗難補償とは異なる

チャイルドシートに年齢の制限はありますか?
道路交通法に遵守した製品基準としてSG規定で使用年齢に参考規定があります。
  • 「前形チャイルドシート」…1歳(12ヶ月)以上4歳(48ヶ月)未満
  • 「後形チャイルドシート」…1歳(12ヶ月)以上6歳(72ヶ月)未満
また、同じく製品基準としてSG規格で次のとおり、体格に規定があります。
  • 「前形チャイルドシート」…体重8kg以上15kg以下目安身長70cm以上100cm以下
  • 「後形チャイルドシート」…体重8kg以上22kg以下目安身長70cm以上115cm以下

その他

自転車から変な音がする…
自転車のチェーンの不具合や油不足が原因かも

自転車を使用するうちにチェーンの劣化やたるみがでてきます。チェーンのたるみは放置していると、急に踏み込んだときに身体が投げ出されて大怪我をしたり、走行中にチェーンが外れて事故に繋がるケースも…! また、チェーンの不具合がみられない場合は、油不足の可能性もあるので、機械用油をさしてあげて。日頃から、定期メンテナンスをすることが安全に自転車を楽しむことへの近道に。

タイヤの空気が減ってるような…もしかしてパンクかも?
パンクを疑う前にまず確認を!

なんだかスムーズに走行できない? これってもしかしてパンクかも!? その前にバルブをとめているナットの緩みや虫ゴムの劣化をチェックしてみて。それでも異常がなく、空気を入れてもすぐに抜けてしまう場合は、パンクが考えられます。お店にもっていき、修理してもらいましょう。また、自分でもパンクの修理が可能ですので、できる方は挑戦してみるのもいいでしょう。

タイヤってどのくらいで交換するの?
一般的に3,000km程度が寿命といわれています。

目安の走行距離としては、一般的に3,000kmといわれますが、寿命で最も気にすることは、タイヤの溝が残っているかどうか。距離に関係なく、タイヤの溝がないようなら交換の時期となります。頻繁に街乗りする場合は1年、シティサイクルなら3年経つと限界ともいわれます。しかし、あくまでも目安になので、溝の減り具合を確認して交換時期を見極めてください。

自転車の定期検査って必要?
日頃の点検と整備が安全へつながります!

自転車は、車と同じ車両ですから、日頃の点検と整備は欠かせません。いつもベストな状態で乗れるよう、店舗での定期点検を受けることを強くおすすめします。

自分でできるメンテナンスって?
空気を入れる・チェーンに注油・ブレーキのチェック・点検など

自転車で最も多いトラブルであるパンクは、タイヤに空気がきちんと入っていないことで起こりやすくなります。タイヤを指で押してもへこまない程度、サドルに座ってみてタイヤがつぶれない程度にしっかり入れましょう。ペダルを漕ぐ力を車輪に伝えるチェーンへの注油や左右のブレーキレバーを握ってのブレーキ確認、掃除や装備のチェックなども行いましょう。どこか異常がある場合、自分で対処の仕方がわからない場合は、速やかにサイクルショップへ!

シティサイクルをカスタマイズできる?
一般的にシティサイクルはカスタマイズに不向きかも

スポーツサイクルには、サドルやスタンド、ペダルなどさまざまなアクセサリーがオプションで販売されています。しかし、シティサイクルのカスタマイズは一般的ではありません。なぜなら、シティサイクルは初めからニーズに合わせて完成形として販売されているからです。利用しやすさや機能性を重視した自転車なので、カスタマイズは不要というわけです。

片脚タイプと両脚タイプのスタンドの違いは?
重さや安定性が違います

スポーツタイプでよく見られる片脚タイプ「サイドスタンド」は、軽量化で大きな荷物を運ばないことを想定しています。これと反対に、ママチャリなどのシティサイクルで使用される両脚タイプ「センタースタンド」は、荷物を積んでも安定して停めることができる利点があります。